こんにちは。ノビーのセノビブログです。
今日も両手を上にあげて、うーんと背伸びしていきましょう!
この記事では、マインドフルネス瞑想の効果を、エビデンスと合わせてご紹介します。
1.慢性痛をやわらげる
慢性痛をやわらげるかも!という研究結果が出ています。
これは、メタ分析という手法で、マインドフルネス瞑想の効果を測定しています。
メタ分析とは、
・あるテーマについて書かれた論文をできるだけ集めます。
・集めた論文の結果を分析して比べて、テーマを深堀していく
という手法で、通常の研究や論文よりも、精度が高くなります。
この論文では、「慢性痛はマインドフルネス瞑想で軽減できるか」をテーマに、複数の論文を集めて、それらを解析しています。
その中で、精度は低めですが、
マインドフルネス瞑想は慢性痛を抑えるという結果が出ています。
また、
・うつ病の改善
・生活の質(QOL)の向上
において、マインドフルネス瞑想は効果が見られた、とのことです。
こちらも同じような結果が出ているメタ分析の論文です。
2.ストレスに強くなる
マインドフルネス瞑想は、いろんなストレスの低減に効く、という内容の論文もあります。
規模はあまり大きくありませんが、こちらもメタ分析です。
マインドフルネスストレス低減法(MBSR)は、いろんなストレス(肉体的、精神的)に効くということはよく言われています。
この論文では、そういった論文を集めて、分析しています。
具体的には2014年9月までに発表された、
マインドフルネス瞑想とストレス低減に関する論文を対象にしています。
集められた論文は、健康な成人に協力してもらい、ストレスや不安について調査したものです。
結果、臨床・非臨床(病院での治療・日常での治療)どちらの研究に関しても、マインドフルネス瞑想は、ストレスに対して効果がある、という分析がされていました。
もちろん、お医者さんに指導してもらうのもいいし、
日常生活の中で、自分で行うのでも十分効果がある、ということですね。
3.睡眠の質を改善する。
マインドフルネス瞑想で、睡眠の質を改善できる、という調査もあります。
こちらもメタ分析で、参照した論文は、のべ18の実験・1654人の被験者からなっています。
このメタ分析の結果は、
・マインドフルネス瞑想が、睡眠の質と「関係ない」という可能性は少ない(精度低め)
・マインドフルネス瞑想は、睡眠の質を改善している(精度はまあまあ)
でした。
精度がめちゃ高いというわけではないんですが、試してみる価値は十分にあると思います。
・睡眠の質を改善したい方
・睡眠が上手くとれない方
・眠りたいけど眠れない。が、睡眠導入剤に抵抗がある
そういう方は、ぜひマインドフルネス瞑想を試していただければと思います。
ちなみに、睡眠障害を改善した、という別の報告もあります。蛇足でした。
4.摂食障害(過食症、拒食症など)を改善する。
過食症・拒食症などの摂食障害を改善する、という報告もあります。
こちらもメタ分析で、74の実験と、576個の結果から、分析しています。
結論は、マインドフルネス瞑想は、摂食障害を改善する、となっていました。
特に、
・過食症
・衝動食い
の改善に強い関連性があるとのことです。
ダイエットにいいということですね。
以前、マインドフルネス瞑想が、メタボや心疾患の改善にも役立つ、という記事も見たことがあります。
マインドフルネス瞑想は、健康や美容を大事にしている、全ての方にお勧めしたいですね。
5.まとめ
マインドフルネス瞑想の効果を、エビデンスへのリンクと共にご紹介しました。
マインドフルネス瞑想の研究は、驚くほどたくさんあります。
今回はメタ分析に絞ってご紹介しましたが、他にもたくさんありますので、役に立ちそうなものを今後ご紹介できればと思っています。
ここまで読んでいただいてありがとうごさいました!
それではー。。
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