【初心者向け 歩く瞑想】ヴィパッサナー瞑想を実践してみましょう。その2

マインドフルネス

こんにちは。ノビーのセノビブログです。
今日も両手を上にあげて、うーんと背伸びしていきましょう!

今回の記事では、「自分を変える気づきの瞑想 ブッダが教える実践ヴィパッサナー瞑想」を参考に、歩く瞑想についてご紹介します。

この書籍の著者、アルボムッレ・スマナサーラさん(Wikipedia)(以下、著者とします)は、テーラワーダ仏教という、仏教の開祖、ブッダの教えをそのまま伝えていると言われている仏教宗派の長老です。

皆さんご存知のマインドフルネスは、仏教にそのルーツを持つため、この長老が言っていることは、マインドフルネス瞑想を行う上でとても参考になると思います。

ぜひ、本書を手に取ることはもちろん、この記事も見てみてください。本に書いてあることそのままでなく、ビギナー用にシンプルアレンジした実践法も載せています。

ここでは、「自分を変える気づきの瞑想法」で紹介されている瞑想方法を、ノビーが少しアレンジした、シンプルバージョンをご紹介します。
(この本の著者は、テーラワーダ仏教の長老さんで、けっこう厳しい感じで瞑想法が書かれてるんですよね汗 ビギナーの方が継続するには、少しハードだと思い、アレンジさせてもらいました!)

1.歩く瞑想とは

歩く瞑想とは、ヴィパッサナー瞑想の一つで、その名の通り、歩いている時に行う瞑想です。
歩いている状態で、足が上がり、前に進み、足が下がる、そのことを観察する瞑想です。

他の記事で、歩く瞑想以外のヴィパッサナー瞑想(座る瞑想・立つ瞑想)をご紹介しています。

ヴィパッサナー瞑想とは、簡単に言うと「観察する瞑想」です。
他記事でご紹介していますので、そちらもご覧頂ければと思います。

ここでご紹介する歩く瞑想は、立つ瞑想や座る瞑想と同様に、ヴィパッサナー瞑想の一つです。
ですので、基本的には、「観察する瞑想」ということを意識して頂くとよいかと思います。

2.歩く瞑想のポイント

歩く瞑想のポイントは、長く行うことだそうです。

参考にした書籍「自分を変える気づきの瞑想 ブッダが教える実践ヴィパッサナー瞑想」では、最低30分は続ける、とあります。

歩く瞑想は10分ではなく、毎日30分から1時間くらいは続けてやってください。

自分を変える気づきの瞑想 ブッダが教える実践ヴィパッサナー瞑想

最低30分はなかなかしんどい時間設定ですね汗。

瞑想全般に言えることですが、瞑想は長く行えば行うほど効果が出やすいです。
歩く瞑想は、身体を動かす分、比較的やりやすい部類に入ります。
なので、短い時間だと、瞑想の効果が出にくいのではないかと思います。

とはいえ、30分は長いので、15分くらいを目標にまずはやってみると良いのではないかと思います。

・まずは15分を目標に行う。慣れてきたら、30分を目標にする。
・常に身体の動き、感情の動きを実況中継する
・できるだけスローモーションで歩く

以上のことをポイントに、歩く瞑想を行ってみましょう。

3.歩く瞑想を実践してみましょう。

歩く瞑想の方法はシンプルです。

・15分のタイマーをセットします。

・歩き始めます。できるだけスローモーションで動きます。

・ひたすら実況中継します。
 右足を上げます、上げます、上げます、、、、
 右足を前に出します、出します、出します、、、、、
 右足を降ろします、降ろします、降ろします、、、、
 体を前に出します、出します、出します、、、、、

実際行うと分かりますが、スローモーションで動くのは、意外としんどいです。
あまり無理されないようにしてください。

再三書いてますが、継続が一番大事ですので、苦手意識を持たないように、ある程度の難易度で止めておくようにしましょう。

ひたすら実況中継するのは、思考を止めるためです。
あまり意味がないように思われるかもしれませんが、今ここの身体の動きのみを観察するため、実況中継を止めないようにしましょう。

途中で、「こんなことしても意味ない」「なんでこんなことしているんだろう」「明日の予定はなんだったっけ」など、身体の動きと関係ないことを考えてしまうと思います。

これは、誰でもそうです。人間は、自然に思考してしまう生き物のようです。

なので、「思考してしまった」と反省するのではなく、「思考しています、思考しています、、、」と、そのことも実況中継しましょう。そうすると、自分の思考や、思考した自分でさえも観察できている感覚を得ることができます。

思考している自分に気づけた後は、ゆっくり身体の動きを観察することに意識を戻しましょう。
この、思考→観察へ意識を戻すことで、瞑想の効果が大きくなるそうです。
ですので、別のことを考えてしまうことは、瞑想の効果を得るチャンスと捉えてみるといいかと思います。

4.まとめ

歩く瞑想の方法をご紹介しました。

瞑想は座ってばかりだと思っていた方に知ってもらえると嬉しいです。
ノビーもそうでしたが、歩いて瞑想なんてできるんだなあ、という、自分の常識が崩れる時って楽しいですよね。

この記事がみなさんのお役に立てれば、飛び上がって喜びます。
ここまで読んでいただいてありがとうごさいました!

それではー。。

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