こんにちは。ノビーのセノビブログです。
今日も両手を上にあげて、うーんと背伸びしてみましょう!
私はよく「パレオな男」というブログを見ています。
このブログは、パレオダイエットに目覚めた鈴木さんという方が圧倒的な数の論文やデータから健康や生産性、人生論に至るまで、現在 科学的にベターな行動とかマインドセットを教えてくれるブログです。
主に健康やダイエット、生活・仕事効率化などについて、非常に良い記事が書かれています。
科学的データから現状考えうる最適な行動やマインドセットを無料で教えてくれる、非常にありがたいブログです。
ノビーのような、背伸びしたい人にはうってつけです。
ただ、記事量がかなり膨大になってきており、過去の良記事が多分読まれていないのではと非常残念に思っています。
そこで過去の記事から、(私の個人的な嗜好もあるかと思いますが)役立つ記事をご紹介、感想を書きます。
今回紹介する記事は、題名の下記記事になります。
「生まれつきの天才よりも上の判断力をつけるためのトレーニング方法」
詳しくは元記事をご覧いただければと思います。
下記、ざっくりとした要約になります。
・知性は鍛えられない(遺伝子の影響が大きい)
・でも、合理性なら鍛えられる!
・勉強して、天才でも陥りやすいバイアスの罠にかからないようにしよう!
・バイアスの罠にかかりにくくなることで、天才にも勝てる!
こんな感じです。
元記事では、被験者が30分程度の動画(英語です)を観たら2ヶ月間もの間、合理性のスコアがアップし続けていたとの記載がされています。
この記事では、動画の内容を紹介します!元記事では、具体的な内容までは言及されていません。前出しましたが、この動画は英語で、字幕も英語しかないので、、ノビーが頑張ってなんとなく訳します!それではどうぞ。
1.動画内容の要約
この動画では、自分たちが日常的に持っているバイアスがどのようなものかを説明してくれます。
恋バナから、旅行の打ち合わせ、恋人とのケンカ、友人からの相談など、自分たちが日常的に行っていることを取り上げています。
その中でどのようなバイアスが起こるか、どのようなバイアスを持ちやすいかを説明してくれています。
ある程度、持ちやすいバイアスの方向性があるため、動画で紹介した中から一つでも二つでも意識できると、人とのコミュニケーションにプラスに働くと思います。
それでは、前置きが長くなりましたが、動画の内容をご紹介します。
2.コグニティブバイアス 進化したがゆえの認知の歪み
・バイアス研究所的な機関の博士が自己紹介し、バイアスにどう対処したらいいかを教えてあげましょう!的なことを言います。
・例として、ファミレスでの2人の男性(AとBとしましょう)の会話を取り上げます。
・2人の会話は、恋バナです。
・2人の恋バナが終わると、博士がバイアスを説明してくれます。
・人間は多くの情報を受けて、決断をしています。進化の中で、情報があまりにも多すぎる時は、情報を単純化する方法を身につけてきました。しかし、その単純化が時に誤った判断を招いてしまいます。それが「コグニティブバイアス」認知の歪みのことです。
・2人の男性の片方(A)が、出会って5日目の女性(C)に恋をしている、むしろ結婚したい、と話します。もう片方の男性(B)は、早計すぎる、とアドバイスをしますが、恋をしてる男性は頑なに聞こうとしません。
・Bは、Aが最近失恋したにもかかわらずそんなことを言っているので、Cを結婚相手に決める前に考えることがあるだろうと、(Bが想像した)Cのネガティブなポイントを主張します。
・Aのバイアスは、Cは自分の結婚相手だと思い込んで、それに対してネガティブな意見は聞こうとしなかったことです。
・Bのバイアスは、Aを心配するあまり、自分の想像であるにも関わらず、CがあたかもAに相応しくない、ということを主張した点です。
・自分の主張を肯定する事柄しか受け入れられなくなるのは、バイアスの典型的な例です。
・他の場面に移ります。
3.コンファメーションバイアス 自分に都合の良い情報を重視
・学生が、(多分イベントか旅行のための)バス会社をどうするか話し合っています。
・ある人はインターネットで見た、「この会社は街で1番バスを多く運行させている」という情報のみで決めようとします。
・またある人は、「このバス会社は良くない」という根拠のない思い込みから意思決定を行おうとします。
・またある人は、自分の妹が、「あるバス会社のバスに乗ろう押したら、故障した」という、その情報のみでそのバス会社のサービスの質が低いと決めつけ、レビューサイトを見ても、ネガティブなものしか見ようとしません。
・バイアスが起きやすい状況は、「自分の意思決定に過剰な自信を持っている場合」「エビデンスを無視した場合」のようです。
・また場面が変わります。
4.ファンダメンタルアトリビューションエラー 状況を鑑みず、人格を否定してしまう
・Aが、おそらくパーティー前なのでしょう、正装していますが、落ち着きません。どうやらパートナー(C)がまだ来ていないようです。
・そこへCから電話がかかってきます。
・仕事が忙しくて、行けないとのこと。Aは激怒します。
・ここでのバイアスは、Aは総合的に状況を判断できず、Cのパーソナリティーを悪く感じたことです。
・以前から約束していたことを破ったことは悪いですが、Cは仕事をしなければならない状況でした。その状況をAは考慮せず、単にCに「裏切られた。Cは誠実でない。」と、状況のことは考慮せず、Cのパーソナリティを否定したのです。
・また場面が変わります。
5.友人のバイアスを取り除くために
・Aが友人から相談を受けています。
・友人は、おそらく学生寮のルームメートから自分のノートPCを盗んだところを目撃したようです。
・Aは友人をなだめ、なぜルームメートはノートPCを盗んだのか、なぜそうする必要があるのか、他にそのような行動をとった理由はないか、過去にルームメートは友人から物を盗んだことがあるのか、といった、物事を正常に判断するための情報を聞き出そうとします。(これは、バイアスを避ける意味で正解です)
・結局、ルームメートからその友人に連絡があり、自分のノートPCが壊れ、緊急で必要だったから借りたとのことでした。ちなみに、机の上に「ノートPC借りるよ」とのメモを残しておいたそうですが、友人は激昂していたため、気づかなかったようです。
・また場面が変わります。
6.バイアスブラインドスポット 自分のことは気付かない
・またAとBがファミレスで話しています。
・BがAに相談しています。どうやら、Bは自分の彼女に振られると根拠なく思いこんでいるようです。
・Aは、Bの思い込みを正そうと必死で説得しますが、Bの思い込みを正すことができません。
・逆に、数日前にレストランで、Cに対する思い込みをしていただろうと言われてしまいます。
・その時に、AはCに対してバイアスを持っていたんだと初めて気づきます。
・このように、Aは他人のバイアスに気づいて、それを正そうとしていましたが、自分のバイアスには気づけませんでした。Bから言われて初めて気づいたのです。
・このように、自分のバイアスに気づくのは至難の業なのです。
7.まとめ
最後に、まとめです。私は翻訳の専門家でないので、無理なところは英訳せずにカタカナで記載しています汗
「コンファメーションバイアス」とは、自分が主張する意見に対して、ポジティブな情報を重要視する傾向を言います。
これを避けるため、全ての情報に、公平に耳を傾けましょう。自分の主張に対してポジティブなもの、ネガティブなもの両方サーチしましょう。
「ファンダメンタルアトリビューションエラー」とは、その人がいる状況を鑑みず、人格が悪いと思い込む傾向のことです。
これを避けるために、人格だけではなく、その人の状況や環境を総合的に考慮しましょう。
「バイアスブラインドスポット」とは、人のバイアスは簡単に気づけるが、「自分のバイアスは気づくことが難しいことに気づいていない」ことです。
これを避けるために、バイアスは自分にも起こり得ることだということを自覚しましょう。
以上です。ふー、結構長かった。30分の動画です。英語の勉強にもいいと思いますので、良かったら見てみてください。
それではー。。
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